「海坊主」一ノ幕感想
鬼畜笑いキターーーーーー!!!
加世さんが、薬売りは該当しないと言った直後の
あの笑いにあの台詞・・・。
何プレイですか!?!:笑
さてさて、名前からなんだか素敵☆な「そらりす丸」
あんなお船があったら乗ってみたい。
しかし、豪華な割りに船員の数が・・・とか言っちゃ駄目?:笑
あ・・・だから人件費削減してるので、乗車賃安くて、
意外に庶民でも乗れちゃうとか!(ムリムリ☆)
加世さんに限って言えば、商人の娘が武家屋敷に奉公に
上がることもあるので、実は加世さんの実家が金持ち!
リッチな船〜?余裕で乗れちゃいますけど〜♪
・・・とかだったら、びっくりしますね^^
金魚の水槽仕込むのって、江戸時代に商人が富の証として
室内の欄間だか天井だかに、金魚の水槽仕込んだ部屋を
造ったってのがあったなぁと。その辺からもきてるのかしらん?
1回目見たときの率直な感想・・・というか「薬売り」に対する
印象は、何故だか「せつなさ」みたいなものを感じました。
一人、瞬間別空間(次元?)みたいな所に飛んで、
この世ならざるモノを見たりして。
それと、前回の「座敷童子」から・・・いやさ正確に言えば「化猫」から
かもしれませんが、「モノノ怪」に対しては、徹底的に厳しいくらいに
「消さなくてはならないモノ」と断言しており、
その辺が彼の出生と、何かしら関わりがあるような気がして。
下に書きましたが、「アヤカシ」を不思議なもの全ての総称
(そりゃ八百万…どえらい数にもなるし、神サマが起こす奇跡も
アヤカシと呼べるから、「変わりない」とも言えるだろうねぃ)
……だとしたら
薬売りも、「モノノ怪」ではないにしろ
「アヤカシ」の一人なのかもしれない・・・とか。
(人とのハーフだとしても「アヤカシ」に入ると思うので)
再会した加世さんとの、微妙な距離(立ち位置)とか。
確かにめさめさ親しい間柄というわけではないから、
すぐ隣に立ったりはしないかもしれないけど、それにしても
知ってる人と会話するには、少し離れているような気が・・・。
そういう所が、どんなに誰かと知り合ったとしても、
所詮人とは相容れぬ存在・・・そんな人のような気がして
常に他人とは見えない壁があるというか・・・。
本人が寂しいとかそんな事を思ったりするのか
どうかは知りませんが、たった一人で誰とも心を通わせずに
生きているのだとしたら、何だかせつないなぁなんて。
そんな目で見ていると幻殃斉に「ああ、そうだ」と時間稼ぎ
お願いした時も、結構どうでも良い感じに言ってるようにも
聞こえ・・・って、考え過ぎですかね・・・?^^;
その続きで
このシーン見ると、何だか自暴自棄になってるみたいで怖い…笑
や、それはないでしょうが☆
なので、なんだか「鬼畜さと、せつなさと、心強さと」
を今回の薬売りに感じましたYO!(…どないや?)
「モノノ怪」になってから、目つきが鋭くなりましたが、
なんとなく声色も変わったような気が・・・。気のせいなのか
櫻井さん的に意識して変えてたりするのか、さてさて。
火薬玉投げるシーン、良かったですねぃv
あと、夜は寝ないのかが気になる・・・。
僧侶達のコレ↓には笑いました
相変わらず、見せ方が上手いですねぇ〜
・・・て、経唱えながらって:笑
にしても、あんなハートなお部屋vに通したのは
多門さんの粋(?)な計らいでしょうか?
EDの二ノ幕の予告で、蛙みたいな化け物出て来てましたが
アレって源慧なんじゃない?と妹と話しているのですが
どうでしょうかね?
あの方の被り物が、まんま蛙みたいだし。
磁石置いたのがお供の菖源で
こんな事本当はしたくないのに・・・と夜泣いていた所を
加世さんに見られていたとか。
だって、僧侶の師弟関係って、身も心も師に捧げ
仕えているから、命令に拒否出来ないのでは
ないかと。
声優が浪川さんなのには驚きました。あんな男前な
爽やか天然BOYが
剃り跡青々しい菖源役とは・・・!:笑
いつも男前キャラ多いみたいだから、逆に楽しかったかしらん?
もし本当に源慧が今回のターゲットのモノノ怪だとしたら
幻殃斉の「まさに『海坊主』」ってのは、
まんまそうなのかも♪と。
幻殃斉、歌舞伎みたいな口回しが合ってて良いですねぇ〜
加世さんから見たら、彼も…おじさん!?(合唱)
加世さんの「また、アヤカシが出たら退魔の剣で斬っちゃうんですか?」
「・・・だって〜」の台詞の意図が、最初よく分からなかったのですが、
(あれほど怖い目に合っているので)
前回の「化猫」で、悲しい理由でああなってしまったモノノ怪を
出来れば斬らないで何とか出来ないものなのか?といった意味での
台詞だった…ということでいいのかしらん?
今回の風の表現見てたら、ゲーム「大神」思い出しました。
むか〜しブログにも書きましたが、ホンマあの「大神」製作
スタッフに「モノノ怪」のゲーム造って頂きたい!!
絶対ゲーム世界の中で、あの世界を再現して下さるはず!!
和モノスキーで、ちょっぴり大人ネタvスキーで、ゲームちこっとでも
やるよって方は、是非プレイして頂きたい!!
話がちこっとそれてしまいましたが、かなりわくわくしております
今回の「海坊主」。早く二ノ幕が見たいです^^
佐々木兵衛
不気味系なキャラなのに・・・
最初顔出た時、怖ッ!・・・て思ったのに
嫌いじゃない・・・です;笑
ずっと困ってるように見えたので☆
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「アヤカシ」について。
こちらも昔、妖怪系の本に載っていたのを、書き写してあったものがあったなぁと
引っ張り出して、見てみたところ、丁度今回のお話に
合った内容が書かれていたので、ちろっとご紹介♪
山口県から北九州一帯、愛媛などで船幽霊の別名とでも いうべき怪。 実際この「アヤカシ」から、不思議な事、怪しい事一般を 「あやかし」と呼ぶようになったのである。 「アヤカシ」は死んだ者が仲間をとろうとして現れる。 オカマサマ(かまど)の灰を撒けばいいというが、 灰が汚れていると効果はない。 |
ちなみに「海坊主」で、「ひしゃくを貸せ」「エナガクレ」と言う者も
いるそうなので、冒頭で「船幽霊」の話が出たのは
その辺りの関係もあるのかもしれない。
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「海坊主」世界観
ゴージャス!!美しい!!素晴らしいものを見せて
下さいまして、ありがとうございましたぁッ!!!
が、第一声でございます。
EDの予告で、映像初めてちらっと見た時に
何か「クリムト」っぽいぞ!?と思いましたが、
あの壁画や金魚の水槽等、ホンマ
「クリムト」系世界観で、またツボを押さえてきたな〜と
ウハウハしておりましたvv
ちなみに「クリムト」とはオーストリア出身の画家で
浮世絵の影響を受け、金ぱくを使用している時期の作品が、
今回の壁画と同印象を受けます。
また、衣の装飾に≪四角≫や≪円形≫等の
装飾が描かれているのが特徴です。
有名な作品は「接吻」等があります。
自分は高校の頃に、美術の先生がこの「接吻」を模写したものを
描いており、そこで初めてクリムトを知り、
好きになりました。
クリムトの作品紹介しているサイトさまのアドレス貼ってみましたので、
参照して下さい→■
お、壁紙が丁度金魚の水槽の装飾っぽいですね〜♪
装飾として「目」を衣の中に描いているものもありますなぁ。
>「アデーレ・ブロッホ=バウアーの肖像T」
「水蛇U」の作品も、素敵vv
やっぱりクリムト、ええですね〜(うっとり)
ね、これらの作品を融合したものが、あの壁画や水槽に
転化していったような印象、受けませんか?
ちなみに、火薬で光を作り出したあのシーンも、
自分的には、「クリムト」作品を彷彿とさせられて
仕方がありませんでした。