のっぺらぼう 前後編感想
薬売り流倒れ方
ワンクッション置いてから、ちゃんと倒れ込んで
やがりますよ:笑
顔の「面」が消えたとしても
傷付けちゃあいけませんからねぇ・・・
ってことですか?
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
誰かさん・・・よくしゃべる物の怪だと
おっしゃってましたが、自分もま〜今回は
ようけじゃべっておりましたね〜:笑
例え話なんかも出したりなんかしちゃったりして☆
何ですか?相手が女性一人だけだったんで、ちょっと
心浮かれた感じですか?
それとも背後にまた、からかい甲斐のある方を
察知して、お蝶さんに話しかけ
挑発しやがったんですか?:笑
何はともあれ、
薬売りのああいう口調ってやっぱり
ええですよね♪
ちょっと化猫の時の小田島さまとかとしてた
会話のノリを思い出しました^^
そして「狐面の男」
前半見た妹がその声にメロメロになっておりましたが
(緑川さんですものねぇ)
はい。あんな物の怪だったら是非嫁に
して頂きたく:笑
結構お茶目な可愛いキャラでしたよね☆
最近、薬売り意外にも結構いい男
出てきているじゃあないですか
佐々木殿といい・・・(←・・・え?)
彼は・・・簡単に言えば「時かけ」みたく
時間を戻す事が出来た・・・ということなのでしょうか?
何度も何度も殺すことが出来、すっきりさせ
またあの部屋に戻る。
後半最後、殺されたはずの夫や姑達は
生きていて、変わらず悪態をついている。
戻らなければ、そのまま時は進んでしまうため、
罪人のままとなり、死罪とされてしまう。
今回はいつもと違い、薬売りが関わってしまった事で
お蝶さんは、今までみたくあの部屋に
戻りたくないと言い出す。
このままではお蝶さんは死罪に。
ならば、俺と所帯を持たないかと
一緒に逃亡しながら、暮らしていく道を
物の怪は提示したのでしょうか?
物の怪はお蝶さん自身の心だとも
後半で言っています。
いい子でいるために、別の顔を作り、
自分を殺して、殺して、殺して。
のっぺらぼうが隠していたかったのは、
お蝶さんが自分を殺している事。
自分で自分を殺している事に気付き、
吐き出してしまえば、あの屋敷から逃げてしまえば
もっと早く彼女は自由になれた。
薬売りはお蝶さんに
「物の怪に甘えるからこんな事になった」
と言っている。
もし心を強く持ち、自分が外に出るように行動していれば
物の怪に憑かれる事などなかった。
しかし、彼女は自分を殺し続け、そこに
居続けたかったため、物の怪の力を借り
自分を、そして夫家族を何度も
殺すこととなる。
そう。物の怪からしてみれば、それこそが
お蝶さんと自分との繋がり。
気付かれたら、お蝶さんに気持ちを強く持たれては
自分との関係は終わってしまうのだ。
だから、思い出して欲しくなかった
お蝶さんが自分の顔=本当の自分を
思い出す事を。
・・・てな感じの事なのではないかしらん?と。
かすかな後半部分の記憶を頼りに、書いておりますので、
(後半ビデオ録り損ねましてん:涙)
微妙な感じで申し訳ないですが^^;
しかし、お蝶さんの母親に対する気持ちって
なんかちょっと分かって、うるっと来ました。
一番分かって欲しい、愛する肉親に
自分の言葉が伝わらないのって、本当に
寂しく、悲しく、良い子の仮面を付けて
どんどん自分を殺す事になってしまったり、
自分の内に、複雑な感情が溜まってしまったり。
結構そういう人たちって多いのではないかと
思いました。
この泣き顔お面
可愛かったですv
そして、今回のまた色々な見せ方もしゅてきv過ぎて
夫達を現していたあの屏風も、あんな感じの絵
確か実際ありましたし、
のっぺらぼうに、仮面の早変わりを用いるなんて
にくい演出だなぁと♪
あれ、元は中国のヤツでしたっけ、今タッキーも
やってるみたいですが。
袖で一瞬隠しただけで、どんどんお面が変わっていくヤツ。
次回の「鵺」も薬売り意外は白黒っぽい、また素敵な
演出みたいなので、凄く楽しみにしております^^